升砲館の級位・段位の目安
升砲館ではSPEコースでは毎月、
その他のコースでは三ヶ月ごとに昇級・昇段審査が実施される
無級 ─ 凡人(Mediocrity)
最初はここから始まる。3ヶ月に一回の昇級・昇段審査により、進級して行く。英語初心者でもTOEIC満点の者も、この段階では、肩書きはただの凡人である。
ネームタグの色は黄色
6級 ─ 新人(Rookie)
最初の試験に受かれば、凡人から新人に。稽古のやり方に慣れてきて、英語を話すという行い自体にも慣れてくる。時々、ネイティブ英語話者のように話すことができるようになってくる。稽古中、升砲館メソッドによって、一気にうまく言えるようになるが、本人は無自覚なのでよくわかっていない。後に気づくことになる。
ネームタグの色は緑
5級 ─ 番人(Guard)
発音教育の意義を熟知し、それを護る者という意味。英語を話す自分に、自信が出てくる。ネイティブ英語話者のように聞こえることが少しずつ増えてくる。人前で英語を話すことが怖くなくなってくる。
ネームタグの色は青
4級 ─ 才人(Wit)
このころには専門的な音声学、文化人類学的な知識もだいぶ付いて来る。発音に関する知識では他の英会話スクールの日本人講師よりずっと上のレベル。英語を話すとき、周囲の日本人から、驚きや賞賛を浴びることが増えてくる。英語をあまり喋れない人からすれば、ペラペラだと思われてくる段階。
ネームタグの色は赤
3級 ─ 賢人(Sage)
知識だけでは駄目だ、もっと深く身体を通して知らないといけない、それが分かってくる段階。他の英会話スクールの日本人講師よりも発音の技術が勝る。ただ、まだ良いときと悪いときのコントロールは完全ではなく、自分がなぜうまく言えるのか?は、まだ深いレベルでは分かっていない。アメリカ旅行に行っても、地元に住んでいる人間のように見られるようになってくる。
ネームタグの色は白色
2級 ─ 哲人(Philosopher)
顕著に正確なリズムで、正確な発音ができる。英語の使い手として、本格的にやっていけるレベルでもある。帰国子女だと思われるようになってくる。このレベルでは、周囲の日本人にバイリンガルと見なされる者が多くなる。能動的なぎこちなさが相当減って来て、本格的に受動性の意味がわかってくる段階。
ネームタグの色は茶色
1級 ─ 名人(Master)
身につけた英語発音の技術が、ほぼ、どんなときでも崩れない。2級ではできなかったことが、自らの意志でコントロールできる。美しい英語を意のままに操り、ひとりの英語話者として自立。アメリカ人からも、バイリンガルとして扱われる。
ネームタグの色は黒色
初段 ─ 達人(Adept)
アメリカ国内の一般的アメリカ人程度に、正確な発音で礼儀正しく話すことができるようになってくる。スピーチやプレゼンテーションも、一般的アメリカ人と同等、もしくはそれ以上のレベルで行うことができる。
ネームタグの色は黒色
弐段 ─ 巨人(Giant)
アメリカの大学院でも、知的で礼儀正しい人間としてやっていけて、一般的アメリカ人以上の英語の話し手になってくるレベル。
ネームタグの色は黒色
参段 ─ 大巨人(Grand Giant)
もはやスピーチや話し方の点で、競争の概念はなくなり、ライバルは自分自身のみ。ことばの深淵を覗くようになる。
ネームタグの色は黒色
四段 ─ 大御所(Doyen)
参段の実力を以ってしても知り得なかった、次の世界を知るようになる。ことばを超えた、融通無碍の世界。
ネームタグの色は黒色
認定指導者
助手(Assistant)
要3級以上。STAT(指導者養成コース)の履修を終えた者。準指導員以上の者とペアで、SC(Stem Class: 基幹クラス)の稽古、升砲館開催の講座での指導を行える。
準指導員(Assistant Coach)
要2級以上。STAT(指導者養成コース)の履修を終え、準指導員試験に合格した者。単独でSC(Stem Class: 基幹クラス)での指導、準指導員以上の者と共に升砲館開催の講座での指導を担当できる。
指導員(Coach)
要1級以上。指導員試験に合格した者。升砲館開催の講座を単独で行える。
講師(Instructor)
要初段以上。USA(University of Shohokan Academy: 升砲館大学)の履修を終え、講師試験に合格した者。館長の任命により、升砲館支部道場を開くことができる。
師範(Lecturer)
要弐段以上。
上級師範(Senior Lecturer)
要参段以上。