この人についていけば、今度こそ英語を習得できるかもしれないと運命的な何かを感じたからだ。なぜと聞かれれば、この一言に尽きてしまう。「気をつけろ!英語は常識的なメソッドではいくらやっても身につかない」と言い切った極悪メソッドのネット広告は圧倒的なインパクトで、興味を持たずにはいられなかった。
その内容は、これが英会話スクールの広告なのかと疑うほど、科学的に検証され、研究され尽くしたと思われる内容で、極悪という言葉とは結びつかず学術的な印象を受けるものだった。私はこの升砲館の記事を目にする直前に他のオンライン英会話の1年コースを契約したばかりで、先に知りたかったととても後悔したが、どうしてもショーンに会ってみたい、極悪メソッドがどういうものなのか知りたいという思いを抑えられず、正面突破セミナーに申し込んだ。そしてこのときすでに心の奥では入門を決めていたと思う。実際、セミナーで初対面を果たしたショーンは極悪には似つかない、金髪だけど品のあるジェントルマンだった。
やはりこの人こそ私が求めていた人だと心が踊った!挨拶を交わした瞬間にこの人を英語の師匠にすると心が決まった。
そしてもうひとつ、現門下生に会えたこともよかった。STATのメンバーで意識が高いということもあるが、みんな親切でお互いを尊重しあっている雰囲気が伝わってきた。門下生どうしで切磋琢磨しながら、学んでいけるのはとても魅力的であり、この点も升砲館に決めた大きな理由のひとつである。
このような経緯で入門して約1ヶ月。
ショーンの教えは武道を基本にした型を身につけるところから始まり、それぞれの道で勝ち抜いていくための心構えや振る舞い、行動を仕込まれる。英語スクールの範疇を遥かに超えていて驚きの連続だが、自分の選択に間違いはなかったと確信を深めるばかりである。
一流の英語話者になるため、基本に不忠実でも、ショーンの教えには忠実に、他の門下生たちと切磋琢磨しながら、楽しい猛稽古に励んでいきたい。