こんにちは、ショーンだ。バイリンガル声優養成プロジェクトあにぐりっしゅ(ANIGLISH)の企画で、アニメの祭典C3AFAのステージに登壇するために、シンガポールに行ってきた。
三日間で動員数9万人という、熱気あふれる超巨大アニメフェア。
会場は大きなコンベンションセンターですが、アジアのアニメファンでびっしり埋め尽くされる。
人、人、人!
その密集具合は、祇園祭の宵山の四条通や、新宿駅のプラットホームに匹敵するかもしれない。
さて、ステージ上から会場のアニメファンたちへのバイリンガル吹き替え指導役として登壇したのはビッキー。進行役として東京升砲館のフランクが登壇したほか、同じく東京升砲館のマイキーも撮影クルーとしてステージに上がった。世界のミサワこと、アニメプロデューサーの三澤友貴氏はDJ担当。私は司会だ。
そして、この日のために結成したANIGLISHMATES(あにぐりっしゅメイト)。
声優を目指す子や、吹き替えに興味を持つ11名の若きシンガポール人からなる、あにぐりっしゅ訓練生のチーム。
このステージに備え、本番直前までバイリンガル吹き替えをみんなで猛稽古。
彼らにとっては、こんなに大勢のオーディエンスの前で公開アテレコを行うなど、全く初めての経験だ。
足はガクガク、緊張してひっくり返りそうになっていた子もいたし、顔はこわばり、少し挙動不審になっている子もいた。本番の時間が近づき、喉はカラカラ。ペットボトルの水を飲もうとするも、もう残っていない。ペットボトルが虚しく空を切る。
「安心しろ、絶対大丈夫だから!おっしゃー、行くぞー!!!」
みんなで力を合わせて30分のステージに挑む。
いやー、本番前は、あれほど緊張してたのに、みんなホントによくがんばった!!!
英語でも日本語でも、堂々とした見事な吹き替えを見せてくれた。
すばらしい吹き替えに、観客席からも驚きの大歓声がわき上がる。
さらには、日本から駆けつけてくれたフランクの奥様とお子様3名、すなわちフランクの家族全員でバイリンガル吹き替えのデモンストレーションも披露。
あにぐりっしゅメイトたちの、こぼれるようなあの笑顔!
大きなことを成し遂げたあとの、自信に満ちた輝く笑顔!
私は、感動した。
心の底から、嬉しかった!
会場との一体感も素晴らしく、ステージ後はブースに戻って全員で喜びを分かち合った。
下の写真はあにぐりっしゅ特製のステージパフォーマンス修了証を持つあにぐりっしゅメイトたちだ。
C3AFAの関係者の皆さま、素晴らしい祭典を運営してくださり、ありがとうございました!
あにぐりっしゅプロジェクトチームのみんな、あにぐりっしゅメイトたち、感動をありがとう!!!
今回、このあにぐりっしゅのステージがアジアのアニメ界に与えたインパクトは大きく、今後、私たちはバイリンガル吹き替えの分野にさらに貢献して行きたいと考えている。
バイリンガル吹き替えという新しい形式によって、アニメ界にも英語教育界にも、良い刺激を提供して行きたい!そう思っている。
どうか、皆さま応援お願いします。
SHAWN
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