今年は全てにおいて異例づくしなことが続いています。
コロナ感染症の世界的パンデミックにより、全世界で感染者が溢れ、中国発症とされたこの感染症はアジア人に大きな影響を与えました。
ニュースでは、欧米人のアジア人に対する無い言動が取り上げられることも頻繁で、その類のニュースを目にすることが日ごと増えていきました。
当時アメリカのサンディエゴに留学中の娘の親としての心配も大きく、また、アジア人としの悲しい気持ちもいっぱいになっていました。
そんな最中、中国よりアメリカでの感染拡大がニュースで取り上げられることが増え、アメリカでは外出規制がかかり、罰金も発生する事態に!
娘からのメールでは、スーパーに行っても長蛇の列で、食料品、水、マスク、トイレットペーパー等の欠品があり、色々と大変な様子がうかがわれました。
そんな中、娘の在籍していた大学も、留学中にも関わらずオンライン授業になってしまいました。
オンライン授業ならアメリカにいる必要がないと帰国を検討している最中、日本で海外からの入国者隔離のニュースが流れ、その直前急遽帰国することに。
本来なら、6月にコミュニティーカレッジを卒業してからの帰国予定でしたが、このような事態なので日本でオンライン授業を受けることが許可されました。
娘が、身近にいる安心感はありましたが、編入大学も決まらない中、混乱が続くアメリカの状況も分からず、こんな状況ではたして編入が認められるのかという不安もありました。
しかし、冷静になって考えると、本来なら夏休み2ヶ月のみの帰国予定が半年日本にいることになります。
英語力が落ちるのは火を見るより明らかです。
その事実に愕然とした私は、日々パソコンに向かい、良い英会話スクールを探し続けました。
当初はオンライン英会話の予定でしたが、本人の希望で対面での教室も合わせて探していました。
そんな中、広告に上がってきた升砲館のメッセージに惹かれ、クリックしてしまったのです。
そうなると、私はあえなくショーンマジックにかかってしまいました。
がしかし、場所が京都だったのです。
神戸から京都はそこそこ時間がかかります。
でも、とりあえず説明だけでも聞こうと京都まで行くことにしました。
おそらく対面での最後の説明会であったと思います。
道のりは思った以上に遠く、説明会に行くだけで半分挫折していました。
「遠い、ちょっと無理かな・・・」正直そう思いました。
しかし、説明会では、ヴィッキーのフレンドリーな雰囲気と、軽快で熱のこもった説明に聞き入りました。
「英語と日本語の体の使い方の違い」???・・・どういう事???と思いながら、体験させていただき、こんなこと今まで誰も教えてくれなかった。
中学生の英語の授業の初めに教えてもらうべきことだなと実感しました。
その中でも驚いたのが、生徒による吹替でした。
私からすると、ネイティブスピーカーが話しているようにしか思えませんでした。
えっ、こんなにしゃべれるようになるのーーーー凄いと素直に思いました。
娘の英会話スクールを探していたのですが、説明を聞くにつれ、私自身の英会話挫折歴を思い出し、英語をしゃべりたいと思っていた昔の事が思い出されました。
決していい思い出とはいえませんが、もしかしたらここならしゃべれるようになれるかもとの思いがムクムクと出てきたのです。
もちろん不安の方が大きかったのですが、その反面、英語が話せるようになる最後の機会かもと直感のようなものが降りてきました。
娘のために行った説明会にも関わらず、私が先に入門してしまいました。
まだまだ英語に対しての恐怖感や、苦手意識が大きく、一つ一つの授業に参加することはまだまだ緊張しますし、冷や汗も出てきます。
しかし、少しずつですがその感覚も薄れてきているように感じています。
このまま突き進んで英語話者になれるよう、喋れる自分を一から作っていきたいと思っています。