ショーンだ。升砲館の門下生の中で目を輝かせて一生懸命に練習する人には、共通した特徴がある。

それは、ひとりひとりが自分自身の身体のエンジニアとなっていることで、自分の身体を通して研究を進めて、今までできなったことが、どんどんできていくようになっていることだ。

自分で自分を開発する。

その面白さはやってみないとわからない。

升砲館スローガンのひとつ、「教わらない、自分で開発」というのはまさにこのことで、「教わる姿勢」が強い人というのは、自分が工夫不足や練習不足でできないだけなのに、「教わっていないからできない」と考えてしまう傾向が強い。

そういう人たちは、同じ授業を受けている他の人がどんどん上手くなっていってるのにも関わらず、「教わっていないからできない」「わからないからできない」と言い訳する。

言い訳なんかするから、本来面白いものが、面白くなくなってくる。

「正解を記憶して、それを正しく回答すればオッケー」という学校教育の世界にはめ込まれてしまっている彼らは、「自分ができないのは、教わっていないからだ」という考えに陥りやすい。

なぜか?

それは、ひとりひとりが自分の内面を探って能力を開発するのは、偏差値重視の学校教育のやり方では極めて難しいからだ。

上手くならないから、面白くならない。好奇心もやってこないし、目が輝かない。

同じ練習をしているのに、早く上手くなる人もいれば、遅い人もいる。

才能の差もあるが、むしろ頭の使い方の来歴の差が大きいと感じる。

「教わる意識」の強い人は考えていない。頭を使っていない。工夫がない。

別のことばで言えば、「生きていない」

アイン・ランドや藤森かよこ先生だったら、そう言うだろう。

頭を使っていないから、「生きて」いないから、ちょっと工夫するだけでどんどんできるようになってくる課題でも「教わってないからできない」「わからない」と言って避けようとする。

頭を使おう!工夫しよう!

生きよう!

そうすると、さらに興味が湧いてくるよ!

そこに気づくことが大切。

工夫しない人、自分を作るエンジニアになれない人は、たとえ良い話し方で言えても、それはまぐれでしかない。博打打ちのようなものだ。簡単に崩れてしまう。

頭を使う人は、ぜったいに進歩する。着実に進歩する。

頭を使うから、工夫をするから、世の中楽しいのだ。

自分で自分を開発しよう。進化させよう!

みんながんばれよ!

一緒に喜ぼう!


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